サーモキングは2013年、創業75周年を迎えました。 これもひとえに、サーモキング製品をご愛用くださる皆さまのご支援とご愛顧の賜物と、心より感謝いたしております。 75年の歴史と経験を活かし、輸送用冷凍機および温度管理テクノロジーのグローバル・リーディング・カンパニーとして、これからもお客様に信頼性と効率性の高いサステナビリティ・ソリューションをご提供すべく尽力してまいります。

サーモキングの歴史

1938年

Joseph Numero(ジョセフ・ヌメロ)がThermo Kingを 設立。 ビジネスパートナーFrederick Jones(フレデリック・ジョーンズ)とともに最初の輸送用冷凍機を開発し特許を取得。

1942年

フレデリック・ジョーンズがアメリカ軍海外駐在部隊の食料・医療品の輸送・貯蔵用に小型冷蔵装置を開発。

1948年

ミネアポリス本社に「サービス・スクール」を開設。このサービス・スクールは、現在もミネアポリス本社にあるサーモキング教育センターとして、世界中の技術者に業界最先端の技術を教育しています。

1955年

最初のバス用エアコンを開発。

1956年

最初のコンテナ用冷凍ユニットを開発。これが、冷凍食品、大型スーパーマーケット、レストラン業界時代の幕開けとなりました。海上用冷蔵ユニットの開発により、生鮮食品輸送の無限の可能性が広がり、世界中の消費者は、新鮮な海外食料をいつでも入手できるようになりました。

1959年

冷凍機にガスエンジンより高い耐久性のディーゼル・エンジンを採用。これによりエンジン整備・交換の多大な節約となり、急成長していた長距離トラック業界に貢献しました。

1962年

サーモキングの現代のトレーラーユニットの構成の起源となる「NWD 62」を開発。これが、ガソリン・エンジンから、耐久性・持続性の高いディーゼル・エンジンへの移行の始まりとなりました。

1970年代

自動車・トラック用マッサージシートクッション、電子制御点火システム、輸送用冷凍機として初のコンピュータ制御システム等、運送業界に革新的製品を投入。 さらに、ヨーロッパ、中東、アフリカ、オーストラリア、アジアに進出。

1980年代

1980年代の財政状況により、トラック会社はオペレーティングコスト削減や燃費向上に迫られました。さらに、冷媒によるオゾン層破壊に対する意識も高まり、輸送用冷凍装置の環境問題が懸念され始めました。これらの問題対策のため、サーモキングはいち早く大型トレーラーに必要な高い冷凍能力を保ちつつ、環境に優しい代替冷媒を使用した冷凍機の開発に着手しました。

1991年

ジョセフ・ヌメロとフレデリック・ジョーンズがアメリカ国家技術賞を受賞。これは彼らの死後の1991年9月16日、ホワイトハウス・ローズガーデンにおける式典で、ジョージ・W・ブッシュ大統領より二人の未亡人に送られました。ジョーンズはアフリカ系アメリカ人初の受賞者となりました。

1992年

最初のマイクロプロセッサコントローラ「ThermoGard MP-IV」の開発に成功。ドライバーが使いやすいインターフェースで、より細かな温度管理ができるだけではなく、データレポート、アラーム、テレマティクス(無線送受信)を使用することにより、ドライバーやオーナーが個々の配送状況を確認することも可能となりました。サーモキングはさらに静かな低温シングル/マルチ温度管理システムも開発。二酸化炭素を燃料としたトラック温度管理システムにより、騒音や大気汚染に配慮しつつ、正確かつ高い冷凍能力を実現しました。

1997年

クライメイト・コントロール(温度管理)市場への参入のため、インガソール・ランドが1997年にサーモキングを買収。サーモキングは、産地から消費者へ食品の品質と安全性を保ったまま輸送するコールドチェーンにおける重要な役割を果たしています。

2003年

マイナス35℃まで冷却できる海上コンテナ用冷凍ユニット「MAGNUM(マグナム)」を開発。マグナムは、外気温50℃の条件においても、ディープフローズンの積荷をそのままの温度に保つことを保証しています。

2007年

トレーラー用冷凍ユニット「SLXシリーズ」の新しいレンジを発売。SLXシリーズはお客様のニーズをそのまま反映した、最大の冷却能力で環境影響が極めて少なく、所有運用管理コストが低い製品です。

2009年

温度管理の新しい世界標準となるトラック用サブエンジン型ユニット「Tシリーズ」発売。省燃費でライフサイクルコストを低減。この最新テクノロジーにより、ドライバーの運用管理がより簡易になりました。Tシリーズは排出ガス削減、騒音問題解決の新たなベンチマークとなりました。

2010年

さらに高まる環境配慮への要望に応え、輸送用冷凍ユニット「CryoTech」を発売。ディーゼル燃料の代わりに液体二酸化炭素(CO2)を使用し、省エネ、排出ガス削減、低騒音で、業界の新基準となりました。 さらに、補助電源装置(APU)の「TriPace™」を発売。このバッテリーを使った補助電源ユニットは、エンジンを駆動させずトラックキャビン内を最適な温度状態に保つことが可能で、燃料やメンテナンスコストを削減し、クリーンかつ静かで信頼性の高いオペレーションを実現します。

2013年

サーモキングは2013年、創業75周年を迎えました。

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